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一般社団法人 日本鉄リサイクル工業会 − Japan Iron Steel Recycling Institute
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  鉄スクラップの流通ルート

発生・収集

鉄スクラップには大きく分けて「市中スクラップ」と「自家発生スクラップ」とがあります。このうちここで一般に鉄スクラップと言っているのは、市中から発生する「市中スクラップ」のことです。なお「自家発生スクラップ」は、製鋼メーカーで、製鋼や加工の工程から出てくるスクラップのことで、製鋼の工程の中で再利用が図られていて、市中にでることはありません。
「市中スクラップ」はさらにその発生の形により以下のように分類されます。

市中スクラップ

 
1. 工場発生スクラップ
機械、電機、車両、造船その他の工場等での加工工程から発生するスクラップです。


2. 老廃スクラップ
廃車、廃船、建物やその他、使用済みの鉄製品として発生するスクラップです。一般にスクラップとして想像されるのは、この老廃スクラップでしょう 。

現在市中スクラップは年間約2,564万トン(2015年度)が回収され、リサイクルされていますが、その発生量は鉄鋼蓄積量と大きく関係しています。鉄鋼蓄積量とは、日本国内で使用され、現在何らかの形で国内に残っている鉄の総量のことで、その形態はビルや橋などの建築物や自動車、家電製品からカミソリの刃までさまざまです。現在の鉄鋼蓄積量は13億トンを越えており(2014年度)、さらに増加し続けています。これまで鉄スクラップの発生量は鉄鋼蓄積量の2〜3%で推移しており、鉄鋼蓄積量の増加とともに鉄スクラップの発生も増加が見込まれています。

これらスクラップの収集の形態はさまざまですが、専門の回収業者が集荷したり、建物や自動車などの解体業者が鉄以外の付着物や部品をある程度まで取り除いたものを、スクラップ加工業者で加工するのが一般的です。

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