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一般社団法人 日本鉄リサイクル工業会 − Japan Iron Steel Recycling Institute
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マーケット情報

国内の動向

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07/02 06/01 05/01 04/02 03/01 02/01

(市況報告) − 平成30年11月1日

T.市況報告

10月の国内鉄スクラップ価格は、月間を通して大きな値動きは見られず横ばい基調で推移した。月末価格は、関東でH2@¥36,000〜37,000と一部で若干の値下がりが認められ、湾岸地区は北関東に比べ@¥1,000〜2,000低い『北高南低』状態が続いている。関西地区も、下旬から月末にかけ値下がりが表面化した。この原因は、輸出向けが相変わらず成約が進まない一方で、国内向けは電炉メーカーの鋼材生産は好調の為、鉄スクラップ需要が旺盛であり、市中に荷余り感が生じていないことが挙げられる。
海外市況も、トルコ向けの米欧産価格が前月末から月初に掛けて@US$30程度値上がりした以降は、目立った変動が見られず小康状態を保っている反面、台湾向けコンテナー価格は下落基調をたどるなど、まちまちの状態にある。
日本産の韓国向け輸出契約残が残り少なくなってきているとの報道もあり、このままH2スクラップの成約が進まないようであれば、年末に向けて、どのような相場展開となるか予想し難い状況にある。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年9月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,418 前月比 −387
 うち電炉 2,009 前月比 + 17
 メーカースクラップ在庫
(2018年8月)
2,872 前月比 − 85
 小 棒 生 産   706 前月比 + 36

(2)価格(2018年10月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 70,400 前月比 +700
 H 形 鋼 86,400 前月比 +700
 スクラップ 34,700 前月比 +600


V.鉄スクラップ市況 (2018年9月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 32.5〜33.5 32.5〜33.5 100% 軟調
東北 33.0〜34.0 35.0〜36.0 100% 様子見
新潟 34.5〜35.0 35.5〜36.5 100% 様子見
関東 36.5〜37.5 36.0〜37.0 100% 軟調様子見
中部 36.5〜37.5 36.5〜37.5 100% 軟調
関西 36.0〜37.5 35.0〜36.0 100% 値下がり
姫路 38.0〜39.0 36.5〜37.5 100% 軟調
中・四国 38.5中心 38.0中心 100% 軟調様子見
九州 38.5中心 38.5中心 100% 軟調様子見

 

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(市況報告) − 平成30年10月1日

T.市況報告

9月の国内鉄スクラップ相場は強基調で月末を迎えた。夏季減産期を経た電炉メーカーの旺盛な生産と高水準の船積み、三連休が連続した暦の影響で国内需給は全国的に引き締まった。特に関西が騰勢を強め、月末時点で同地区のH2炉前価格は@¥36,000〜37,500と前月末比¥1,500〜2,000上昇している。一方、関東では上旬に高値修正の値下げがあったものの、中旬には早くも底打ちし、同ほぼ横ばいの@¥36,500〜37,500を回復して月末を迎えている。
海外では通貨安の影響で8月に急落したトルコ向け欧米スクラップ相場が、HMSで$320(CFR)レベルへと前月比$20程度値を戻した。ただ、日本産スクラップは引き続き国際的な割高感が指摘され、韓国やベトナムなど主要輸出先からの引き合いが盛り上がりを欠いているため新規輸出商談は難航している。月中のH2輸出成約価格は¥35,500(FOB)程度と報告され、国内市況より安値にとどまっている。
10月も国内では堅調な需要が見込まれ、市況は高値圏で推移するとの見方が多い。半面、「国内高・輸出安」の構図が残るとみられ、米国と中国の貿易摩擦など外部動向の影響を懸念する声も増えている。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年8月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,805 前月比 +385
 うち電炉 1,992 前月比 − 72
 メーカースクラップ在庫
(2018年7月)
2,957 前月比 − 40
 小 棒 生 産   670 前月比 − 37

(2)価格(2018年9月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 69,700 前月比 −100
 H 形 鋼 85,700 前月比 +/−0
 スクラップ 34,100 前月比 +600


V.鉄スクラップ市況 (2018年9月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 32.5〜33.5 32.5〜33.5 100% 様子見
東北 34.0〜35.0 33.0〜34.0 100% 様子見
新潟 34.0〜35.0 34.5〜35.0 100% 様子見
関東 36.5〜37.5 36.5〜37.5 100% 様子見
中部 35.5〜36.5 36.5〜37.5 100%弱 堅調様子見
関西 34.0〜35.5 36.0〜37.5 100% 様子見
姫路 35.5〜36.5 38.0〜39.0 100% 様子見
中・四国 35.5中心 38.5中心 100% 様子見
九州 36.5中心 38.5中心 100% 様子見

 

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(市況報告) − 平成30年9月3日

T.市況報告

8月の鉄スクラップ相場は、国内においては鋼材製品の息の長い市況好調に支えられた電炉メーカーの旺盛な原料需要と、原料面では夏場の品枯れ、さらには雑品スクラップの流通量減少が製鋼用スクラップの荷動き悪化を招いているとの指摘もあり、需給タイト化に拍車がかかり価格も大きく上昇した。特に、関東地区では品薄感が強く、H2炉前価格は前月末比@¥2,000〜3,000程度高い@¥36,500〜37,500と4年8か月振りの高値となっている。東西間の価格比較では東高西低が復活した他、関東域内でも北高南低の状況となっている。
一方で、海外ではトルコの通貨安による欧米産の同国向けドル建て価格が急落し、No1HMSで@$300CFR前後と1か月で約@$30の値下がりが報告されている。この結果、韓国、ベトナムの需要家も高値の日本産鉄スクラップの成約を手控えており、まとまった成約は聞こえてこない。
独歩高の様相を呈する日本産鉄スクラップ相場の先行きを見通すことは難しく、国内高と輸出安の綱引きがしばらく続くと予想される。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年7月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,420 前月比 −340
 うち電炉 2,064 前月比 −267
 メーカースクラップ在庫
(2018年6月)
2,997 前月比 − 18
 小 棒 生 産   707 前月比 − 41

(2)価格(2018年8月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 69,800 前月比 −200
 H 形 鋼 85,700 前月比 +100
 スクラップ 33,500 前月比 +600


V.鉄スクラップ市況 (2018年8月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 31.5〜33.0 32.5〜33.5 100% 様子見
東北 32.0〜33.0 34.0〜35.0 100% 様子見
新潟 31.5〜32.5 34.0〜35.0 100% 様子見
関東 34.0〜34.5 36.5〜37.5 100% 軟調様子見
中部 34.5〜35.0 35.5〜36.5 100% 堅調様子見
関西 33.5〜34.5 34.0〜35.5 100% 様子見横這い
姫路 33.5〜34.0 35.5〜36.5 100% 様子見
中・四国 33.0中心 35.5中心 100%弱 様子見
九州 33.5中心 36.5中心 100%弱 様子見

 

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(市況報告) − 平成30年8月1日

T.市況報告

7月の国内鉄スクラップ相場は、堅調な内需を追い風に底堅く推移した。6月に関東を中心に下落基調を辿った国内相場は7月に入ると下げ止まり、各地で落ち着きを見せた半面、反発力は乏しく、方向感を欠く展開ともなった。7月末時点のH2炉前価格は、関東が@¥34,000〜34,500、関西が@¥33,500〜34,500を形成し、前月比¥500前後上昇している。
下旬には一部の電炉メーカーが炉休入りしたものの、猛暑の影響による市中回収量の低迷や高水準の船積みを背景に国内需給は引き締まり感を漂わせた。内需は引き続き堅調で、電炉鋼の粗鋼生産は6月まで21ヵ月連続で前年同月比プラスを記録している。
一方、海外ではトルコ向け成約価格が下落基調を辿るなど軟調に推移し、国内外の温度差が指摘された。日本からの新規輸出成約はベトナムや韓国向けともに前月比¥1,500〜2,000上昇したが、様子見を続けた海外需要家も多く、輸出商談は盛り上がりを欠いている。
今後は本格的な夏季減産期を迎えるため国内需要の落ち込みが見込まれる半面、夏枯れによる回収の低下も見られ需給緩和は見込めず、市況は堅調感を保つことが想定される。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年6月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,760 前月比 −633
 うち電炉 2,331 前月比 +128
 メーカースクラップ在庫
(2018年5月)
3,015 前月比 − 85
 小 棒 生 産   748 前月比 + 35

(2)価格(2018年7月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 70,000 前月比 +   300
 H 形 鋼 85,600 前月比 +1,600
 スクラップ 32,900 前月比 −   500


V.鉄スクラップ市況 (2018年7月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 31.0〜32.0 31.5〜33.0 100% 様子見
東北 32.0〜33.0 32.0〜33.0 100% 様子見
新潟 32.0〜33.0 31.5〜32.5 100% 様子見
関東 33.5〜34.5 34.0〜34.5 100%弱 堅調様子見
中部 34.5〜35.0 34.5〜35.0 100% 弱含み様子見
関西 33.5〜34.5 33.5〜34.5 100% 様子見横這い
姫路 33.5〜34.0 33.5〜34.0 100%弱 様子見横這い
中・四国 31.5中心 33.0中心 100% 横這い
九州 32.0中心 33.5中心 100%弱 様子見

 

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(市況報告) − 平成30年7月2日

T.市況報告

6月に入り、鉄スクラップ市況は高値を維持していた関東が下落し、関西は横這い推移した。月末時点のH2価格は、関東で前月末比@¥1,000〜1,500円下げの@¥33,500〜34,500、関西は略々横這いの@¥34,000レベルとなっている。この結果、しばらく続いた『東高西低』現象は解消している。
関東地区が下落した原因は、H2を中心とした輸出向けFOB価格の低迷に求められる。主要販売先の韓国勢は、新断、HSの上級品種を除き買い意欲が低調で、H2のFOB価格は指値でピーク比@¥2,000下げてきており、ベトナム向けも同様の値動きとなっている。
他方、米国産のトルコ向け価格は、イスラム圏のラマダン明けの影響により値上げに転じ、台湾向けコンテナー価格も底離れが報告されている。また、中国産のビレット価格も、高値を維持しており、鉄スクラップ国際マーケットは先行き上昇基調が見込まれる。
国内の電炉メーカーは、鉄スクラップ以外の電極、合金鉄等資材価格上昇に苦慮しているものの、鋼材生産は好調で鉄スクラップ需要も旺盛である一方で、夏期の炉修や輸出向け配船の減少による需要減も見込まれ、市況は神経質な展開で月末を迎えている。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年5月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 9,093 前月比 +370
 うち電炉 2,203 前月比 − 71
 メーカースクラップ在庫
(2018年4月)
3,100 前月比 − 19
 小 棒 生 産   713 前月比 − 32

(2)価格(2018年6月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 69,700 前月比 +/−0
 H 形 鋼 84,000 前月比 +/−0
 スクラップ 33,400 前月比 +600


V.鉄スクラップ市況 (2018年6月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 31.0〜32.0 31.0〜32.0 100% 様子見
東北 34.0〜35.0 32.0〜33.0 100% 軟調様子見
新潟 33.5〜34.5 32.0〜33.0 100% 軟調様子見
関東 34.5〜36.0 33.5〜34.5 100% 弱含み
中部 34.5〜35.5 34.5〜35.0 100%弱 弱含み様子見
関西 33.0〜34.5 33.5〜34.5 100% 様子見横這い
姫路 32.5〜33.0 33.5〜34.0 100%弱 堅調
中・四国 31.5中心 31.5中心 100%弱 強含み
九州 32.0中心 32.0中心 100%弱 強含み

 

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(市況報告) − 平成30年6月1日

T.市況報告

4月前半に下落基調を辿った国内鉄スクラップ相場は5月の大型連休後に本格的に反転し、各地で値戻し局面を迎えた。月末のH2炉前価格は、関東が前月比¥3,000高の@¥34,500〜36,000、関西が同¥1,000高の@¥33,000〜34,500へそれぞれ回復している。
米通商拡大法232条発動の影響が弱まり、中国の鋼材価格や高炉原料価格が底打ちすると鉄スクラップ相場にも安心感が広がり、日本産スクラップの上昇に追い風となった。
一方で海外からの日本産スクラップに対する品質評価は厳しさを増し、豊富な契約残を抱える韓国需要家は消極的な輸入姿勢を見せるなど、H2の輸出商談は低調に推移した。5月下旬のH2輸出商談価格は¥34,000〜34,500(FOB)程度と、国内価格を下回る水準にとどまっている。また、月前半は上昇していた米国産、欧州産のトルコ向け価格は同国通貨(トルコリラ)安の影響で下落に転じた他、台湾向けコンテナ品価格も値下がり、さらには米国内の市況も値下げが報じられるなど、海外市況は冴えない。
国内鉄スクラップ需要は引き続き堅調で、需給には引き締まり感が残っている半面、輸出相場は閑散とし、国内では「東高西低」差が拡大し地域間の価格差が目立ち、今後の方向感ははっきりしない中で越月している。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年4月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,723 前月比 −359
 うち電炉 2,274 前月比 − 27
 メーカースクラップ在庫
(2018年3月)
3,119 前月比 +129
 小 棒 生 産   745 前月比 −  5

(2)価格(2018年5月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 69,700 前月比 +600
 H 形 鋼 84,000 前月比 +300
 スクラップ 32,800 前月比 +100


V.鉄スクラップ市況 (2018年5月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 29.0〜30.0 31.0〜32.0 100% 様子見
東北 31.0〜32.0 34.0〜35.0 100% 様子見
新潟 31.0〜32.0 33.5〜34.5 100% 上向き
関東 32.0〜32.5 34.5〜36.0 100% 堅調様子見
中部 33.5〜34.0 34.5〜35.5 100% 様子見
関西 33.5〜34.0 33.0〜34.5 100%弱 堅調
姫路 31.5〜32.0 32.5〜33.0 100%弱 堅調
中・四国 31.5中心 31.5中心 100%弱 強含み
九州 32.0中心 32.0中心 100%弱 強含み

 

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(市況報告) − 平成30年5月1日

T.市況報告

3月末に天井を迎えた感のある国内鉄スクラップ市況は、4月に入り値下げ基調となり、その下げ幅は想定以上に大きくピーク比@¥3,500〜4,500下落した。月末のH2価格は、関東が@¥32,000〜33,000、関西@¥33,500〜34,000を形成している。
この値下がりの要因は、米国の通商拡大法232条発動が、アジア地区の鉄鋼景気全般の重しとなり、特に日本の鉄スクラップ主要輸出先である韓国、ベトナム等が原料手当てに消極姿勢に転じたことが大きい。特に、韓国の大手電炉各社は鉄スクラップ在庫の増加から日本産への購入を見送っている他、国内購入価格を連続して値下げしており、着地点は見えない。
一方で、日本国内は電炉メーカーの鋼材生産は引続き好調を維持し、鉄スクラップ購入意欲は旺盛であり、大幅下げの反動も相俟って、月末を迎え市中には下げ止まり感も出始めている。トピックスとしては、久しぶりに3万トンの米国産スクラップの入着も確認されるなど、市況は足下では硬軟双方の見方が錯綜している。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年3月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 9,082 前月比 +786
 うち電炉 2,301 前月比 +251
 メーカースクラップ在庫
(2018年2月)
2,990 前月比  + 94
 小 棒 生 産   750 前月比 + 94

(2)価格(2018年4月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 69,100 前月比 +  900
 H 形 鋼 83,700 前月比 +/−  0
 スクラップ 32,700 前月比 −2,300


V.鉄スクラップ市況 (2018年4月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 30.0中心 29.0〜30.0 100% 様子見
東北 35.5〜36.5 31.0〜32.0 100% 様子見
新潟 35.5〜36.5 31.0〜32.0 100% 様子見
関東 36.5〜37.5 32.0〜32.5 100% 様子見
中部 36.5〜37.5 33.5〜34.0 100% 弱保合い
関西 35.5〜36.5 33.5〜34.0 100% 様子見
姫路 35.0〜35.5 31.5〜32.0 100% 様子見
中・四国 35.0中心 31.5中心 100% 様子見
九州 35.5中心 32.0中心 100% 様子見

 

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(市況報告) − 平成30年4月2日

T.市況報告

3月の国内鉄スクラップ相場は、2月後半から騰勢を強めた海外相場を後追いする形で再び上昇に転じた。国内各地で前月末比¥1,000〜1,500値上がりし、月末時点のH2炉前渡しは関東が@¥36,500〜37,500、関西が@¥35,500〜36,500を形成している。輸出市場では韓国向けH2成約価格が@¥37,000〜37,500(FOB)に続伸し、国内と輸出市況ともに1月に付けた今年の高値と肩を並べた。
一方で、米通商拡大法232条の発動が世界の鉄鋼業界に不透明感をもたらし、中国の鋼材価格や高炉原料価格が下落に転じると、トルコを中心とした需要家は鉄スクラップ市況に対し様子見姿勢を強めた。その結果、鉄スクラップ相場は米国内を除き世界的に頭打ち感を漂わせており、一部の海外市場や国内FAS価格ではすでに下落も見られる。
国内の需要環境は堅調感を保ったまま新年度を迎えており、需給面での不安要素は依然として乏しいが、輸出市場では海外需要家の買い控えも見られ先安感が出始めており、今後これが国内相場に波及する懸念も指摘されている。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年2月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,296 前月比 −734
 うち電炉 2,050 前月比 − 47
 メーカースクラップ在庫
(2018年1月)
2,896 前月比  −162
 小 棒 生 産   656 前月比 −  6

(2)価格(2018年3月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 68,100 前月比 + 600
 H 形 鋼 83,700 前月比 + 100
 スクラップ 35,000 前月比 + 500


V.鉄スクラップ市況 (2018年3月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 30.0中心 30.0中心 100% 弱含み様子見
東北 34.0〜34.5 35.5〜36.5 100% 弱含み様子見
新潟 34.5〜35.5 35.5〜36.5 100% 弱含み様子見
関東 35.0〜36.0 36.5〜37.5 100%強 弱含み様子見
中部 36.0〜36.5 36.5〜37.5 100%強 弱含み様子見
関西 35.0〜35.5 35.5〜36.5 100%強 様子見
姫路 35.0〜35.5 35.0〜35.5 100% 様子見
中・四国 35.0中心 35.0中心 100% 弱含み様子見
九州 35.0中心 35.5中心 100% 弱含み様子見

 

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(市況報告) − 平成30年3月1日

T.市況報告

2月の国内鉄スクラップ相場は、1月中頃に上昇傾向が頭打ちになっていたのを受けて、第1週、2週で全国的に@¥1,000〜1,500値下がりした。しかし、中旬には底値感が出始め、輸出向け価格が若干上昇したこともあり価格は上向き基調で月末を迎えている。H2炉前価格は、関東、関西ともに@¥35,000〜35,500前後、中部地区は地場メーカーの需要が旺盛で@¥36,000程度となっている。
海外に目を転じると、やはり月前半にはトルコ、韓国共に鉄スクラップ輸入には消極的で価格も下落していたが、2月16日〜21日の旧正月休暇明けのタイミングで、両地区とも購入価格を上げて成約を進めている。日本産韓国向けFOB価格も、底値から@¥1,500方上昇したことが報告されている。
中国の冬季粗鋼減産処置が終了することが予定されている3月15日以降の同国の生産動向は不明であるものの、全体として世界的に鋼材市況は堅調で、日本の電気炉メーカーも当面鉄スクラップは積極購入姿勢で臨むことが予想されており、鉄スクラップ市況は上昇気配で越月する展開となっている。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2018年1月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 9,030 前月比 +311
 うち電炉 2,097 前月比 −  3
 メーカースクラップ在庫
(2017年12月)
3,058 前月比  +131
 小 棒 生 産   662 前月比 −  6

(2)価格(2018年2月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 67,500 前月比 +  600
 H 形 鋼 83,600 前月比 +1,700
 スクラップ 34,500 前月比 −  500


V.鉄スクラップ市況 (2018年2月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 30.5〜31.5 30.0中心 100% 様子見(若干荷余り)
東北 35.0〜36.0 34.0〜34.5 100% 様子見
新潟 35.5〜36.5 34.5〜35.5 100% 様子見
関東 36.5〜37.5 35.0〜36.0 100% 様子見
中部 37.0〜38.0 36.0〜36.5 95% 様子見
関西 35.5〜37.0 35.0〜35.5 100% 様子見
姫路 36.0〜37.0 35.0〜35.5 100% 様子見
中・四国 36.5中心 35.0中心 95% 様子見
九州 35.5中心 35.0中心 100% 様子見

 

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(市況報告) − 平成30年2月1日

T.市況報告

1月の国内鉄スクラップ相場は、月前半には前月までの上昇基調を引き継ぐ形で続伸したが、月後半に入ると値上げが一服し、全国的に踊り場を迎えた。月末のH2炉前渡しは関東と関西ともに@¥36,000〜37,500を形成し、前月比¥1,000〜1,500程度上伸している。
2017暦年の電炉鋼の粗鋼生産が前年比8.8%増の2,532万トンを記録するなど需要環境は引き続き良好で、新年を迎えても国内スクラップ需要は堅調に推移している。一方、中国で鋼材や半製品が値下がりに転じ、鉄鉱石や原料炭価格も反落したため、海外では鉄スクラップ価格に天井感が台頭した。トルコ向け欧米スクラップ成約価格は高値から$15〜20程度下落し、アジア圏でも需要家が様子見姿勢を強めた。そのため韓国向け輸出FOB価格はH2で@¥37,500から月末に¥35,500へと¥2,000下落した。
先安と判断した海外需要家は日本産スクラップの買い付けを見送っており、新規輸出成約は難航している。今後は日本国内でも天井感が強まる懸念が指摘されている半面、需要は堅調感を保っているため、国内市況は踊り場を経て再び騰勢を強めるとの見方と交錯している。


U. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(2017年12月) (単位:千トン)
 粗 鋼 生 産 8,719 前月比 + 17
 うち電炉 2,100 前月比 −122
 メーカースクラップ在庫
(2017年11月)
2,927 前月比 + 23
 小 棒 生 産   668 前月比 − 91

(2)価格(2018年1月) (月平均価格、東京・中部・関西三地区平均) (単位:円)
 異 形 棒 鋼 66,900 前月比 +3,900
 H 形 鋼 81,900 前月比 +2,500
 スクラップ 35,000 前月比 +1,100


V.鉄スクラップ市況 (2018年1月末、H2 ベ−ス メーカー炉前価格、実勢値)

資料:日刊市况通信社 (単位:千円)
  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 30.0〜31.0 30.5〜31.5 100% 様子見
東北 33.5〜34.5 35.0〜36.0 100% 様子見
新潟 34.0〜35.0 35.5〜36.5 100%弱 様子見
関東 34.5〜35.0 36.5〜37.5 100% 様子見
中部 35.5〜36.5 37.0〜38.0 100% 様子見
関西 35.0〜36.5 35.5〜37.0 100% 様子見
姫路 35.5〜36.0 36.0〜37.0 100% 様子見
中・四国 35.5中心 36.5中心 100% 様子見
九州 35.5中心 36.5中心 100% 様子見

 

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