一般社団法人日本鉄リサイクル工業会マーケット情報アーカイブ

国内の動向

08/01/07 12/03 11/01 10/01 09/03 08/01
07/02 06/01 05/02 04/02 03/01 02/01

(市況報告) - 平成20年1月7日

Ⅰ.市況報告

 12月の国内市況は、月初めでは弱気配が残るなか、様子見商状で推移したが、その後は堅調なスクラップ需給を背景に、強基調の相場展開となった。特に日本玉に対する輸出引き合いが強まり、国内電炉メーカーによる越年用の在庫確保も加わるなどスクラップ需要が高まった下旬には価格が大きく上申した。この結果、関東・中部・関西主要3地区平均の市況価格は、月間3,500円強の上昇となった。
 なお、年間の市況推移について主要3地区平均の中心価格でみると、年初の31,500円から、一時的には停滞乃至下げ局面もあったものの、概ね堅調に推移したため、年末では40,500円と年初対比9,000円上昇した。半期別には、6月までの上半期が4,000円、下半期では5,000円の上昇であった。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(11月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,129 前月比 - 251
 うち電炉  2,676 前月比 -  40
 メーカースクラップ在庫(10月)  3,456 前月比 + 230
小 棒 生 産    950 前月比 - 101

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 70,500 前月比 ±    0
H 形 鋼 79,000 前月比 ±    0
スクラップ 36,500 前月比 +1,200


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 26.0~32.0 実 28.0~32.0 90~100% 堅調・様子見
東北 実 29.9~33.5 実 34.0~37.0 100% 堅調・様子見
新潟 実 27.1~31.5 実 30.0~35.0 100%前後 堅調・様子見
関東 北 実 34.5~36.5 実 39.0~42.0 80~100% 堅調・強含み
40.0~41.0
中部 31.4~34.0
実 35.0~36.0
34.9~38.0
実 38.5~39.5
95%前後 強基調
関西 実 38.0~40.0 実 41.0~42.0 100% 堅調
姫路 陸 建・実 38.0~38.5 建・実 43.0~43.5 100%未満 値上がり基調
+500 +500
中・四国 37.0~38.5 42.0~44.0 100%未満
九州 陸 実 37.5~39..0 実 41.0~44.0 100%未満
- 500 ± 0

 

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(市況報告) - 平成19年12月3日

Ⅰ.市況報告

 11月の国内市況は、これまで堅調であったスクラップ需要への懸念が高まったことから、前月後半に引き続き、各地区軟調に推移した。この背景には、改正建築基準法施行後、審査遅れによる新規建築着工の大幅減少から、電炉主要製品である小形棒鋼等の受注が落ち込む状況となったこと、また主力の韓国向けが9月、10月2ヵ月連続して前年比2桁減少となった輸出についても、依然低調であったこと、こうしたスクラップを巡る内外環境の影響がある。関東、中部、関西主要3地区の市況動向をみると、各地区ややバラつきがあるものの、3地区平均では月間1,500~2,000円低下した。なお月末に至って、スクラップの国内需給バランスは大きく崩れることなく推移し、輸出環境もフレートの高騰等から日本玉への関心が強まる情勢にあるため、下げ局面は緩和し、様子見商状となっている。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(10月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,371 前月比 + 442
 うち電炉  2,716 前月比 + 206
 メーカースクラップ在庫(9月)  3,226 前月比 -  31
小 棒 生 産  1,050 前月比 +  87

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 70,500 前月比 +  100
H 形 鋼 79,000 前月比 ±    0
スクラップ 35,300 前月比 -1,800


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 26.0~34.0 実 26.0~32.0 90~100% 様子見
東北 実 32.0~36.0 実 29.9~33.5 100% 様子見
新潟 実 28.6~35.0 実 27.1~31.5 100%前後 様子見
関東 北 実 36.0~39.0 実 34.5~36.5 100%前後 様子見
中部 32.9~35.5
実 36.5~37.5
31.4~34.0
実 35.0~36.0
100%弱 弱含み様子見
関西 実 39.0~41.5 実 38.0~40.0 100%未満 弱基調
姫路 陸 建・実 39.5~40.0 建・実 38.0~38.5 100%未満 弱基調
+500 +500
中・四国 39.5~41.0 37.0~38.5 100%
九州 陸 実 40.5~41.5 実 37.5~39..0 100%
-1,000 -500

 

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(市況報告) - 平成19年11月1日

Ⅰ.市況報告

 10月の国内市況は、地区によってバラつきがみられたものの、月後半には総じて軟化傾向をたどった。この背景として、主力の韓国をはじめ東アジアミルからの引き合いが、量・価格両面で低調であったこと、改正建築基準法の施行により建築活動が急激に鈍化し、電炉メーカーへの影響が大きな懸念材料として台頭したこと等が挙げられている。主要地区の市況動向をみると、関東地区は月前半から下げ局面となり、月末価格は月初に比べ2,000円程度低下した。中部地区については1,000円の軟化。また、関西地区も月初を1,000~2,000円上回ったが、月末に至り弱含み軟調に推移した。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(9月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 9,893 前月比 -  69
 うち電炉 2,475 前月比 + 208
 メーカースクラップ在庫(8月) 3,257 前月比 +  78
小 棒 生 産   955 前月比 +   6

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 70,300 前月比 +  700
H 形 鋼 79,000 前月比 +1,000
スクラップ 37,300 前月比 +1,000


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 27.0~35.0 実 26.0~34.0 100% 軟調気配
東北 実 35.0~39.0見当 実 32.0~36.0 100%超 弱含み
新潟 実 31.0~38.5 実 28.6~35.0 100%未満 値下がり含み
関東 北 実 38.5~41.5 実 36.0~39.0 100%超 弱含み
中部 33.9中心
実 37.5~38.5
32.9~35.5
実 36.5~37.5
100% 弱気配
関西 実 38.0~39.5 実 39.0~41.5 100%未満 弱含み軟調
姫路 陸 建・実 40.5~41.0 建・実 39.5~40.0 100%未満 弱含み軟調
+500 +500
中・四国 41.5~42.5 39.5~41.0 100%
九州 陸 実 41.5~43.0 実 40.5~41.5 100%
-1,500 -1,000

 

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(市況報告) - 平成19年10月1日

Ⅰ.市況報告

 9月の国内市況は、総じて強基調に推移した。夏季減産期から例年、生産が上向く9月を迎え、電炉メーカーからの需要は依然旺盛で、また高炉メーカーによる市中スクラップ購入も強い意欲を示している。一方、輸出環境は東アジアミル、特に韓国からの引合いが引き続き堅調であった。こうした情勢を反映して関東、中部、関西主要3地区の相場展開は各地区ややバラつきがみられたものの、3地区平均では月間1,000~2,000円程上昇した。
なお、この程経産省より発表された10~12月期の粗鋼需要量は、内外需要が堅調を持続するものと見込まれ、7~9月対比18万トン増の3,012万トンで、10~12月期としては過去3番目と引き続き高い水準が想定されている。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(8月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 9,962 前月比 -  55
 うち電炉 2,267 前月比 - 175
 メーカースクラップ在庫(7月) 3,179 前月比 + 111
小 棒 生 産   949 前月比 -  68

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 69,600 前月比 +  800
H 形 鋼 77,600 前月比 +  800
スクラップ 36,300 前月比 +1,100


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 26.0~33.0 実 27.0~35.0 80~90% 強含み推移
東北 実 31.5~35.0 見当 実 35.0~39.0 見当 80~100% 堅調
新潟 実 28.0~35.5 実 31.0~38.5 100%未満 強含み
関東 北 実 35.0~37.5 実 38.5~41.5 80~100% 堅調推移
中部 32.4 中心
実 36.5~37.0
33.9 中心
実 37.5~38.5
90~100%前後 堅調様子見
関西 実 38.5~39.5 実 38.0~39.5 100%未満 強含み堅調
姫路 陸 建・実 39.0~39.5 建・実 40.5~41.0 100%未満 強含み
+500 +500
中・四国 39.0~40.5 41.5~42.5 100%未満
九州 陸 実 39.0~40.5 実 41.5~43.0 100%未満
-1,000 -1,500

 

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(市況報告) - 平成19年9月3日

Ⅰ.市況報告

 8月の国内市況は、月間を通じて堅調な相場展開となった。関東、中部、関西主要3地区の動向をみても、月初以来横ばい乃至強含み商状が続き、月末までの3地区平均価格は、500円前後と小幅ながらも上昇した。この背景には、電炉メーカーの夏季減産が続く状況下にあっても、国内鉄スクラップ需給は依然として底堅く推移したこと、さらには韓国を中心とする東アジアミルからの引合いも引き続き順調であったことなどがある。
今後についても、秋需に対応する国内鉄鋼生産の拡大が見込まれるなど、鉄スクラップの内外需要基盤に大幅な基調変化はないとの見方が支配的である。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(7月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,022 前月比 +  42
 うち電炉  2,458 前月比 - 246
 メーカースクラップ在庫(6月)  3,068 前月比 - 158
小 棒 生 産  1,015 前月比 -  70

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 68,600 前月比 + 600
H 形 鋼 75,500 前月比 + 200
スクラップ 35,200 前月比 + 800


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 26.0~30.5 実 26.0~33.0 80~90% 堅調
東北 実 29.5~32.0見当 実 31.5~35.0見当 70~100% 堅調
新潟 実 27.6~31.0見当 実 28.0~35.5 100%前後 保合い
関東 北 実 35.0~37.5 実 35.0~37.5 80~100% 堅調様子見
中部 32.4 中心
実 36.0~36.5
32.4 中心
実 36.5~37.0
90~100%前後 堅調様子見
関西 実 37.5~39.0 実 38.5~39.5 100%未満 強保合い
姫路 陸 建・実 38.0~38.5 建・実 39.0~39.5 100%前後 強保合い
+500 +500
中・四国 37.0~39.0 39.0~40.5 100%未満
九州 陸 実 36.0~38.5 実 39.0~40.5 100%未満
±0 -1000

 

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(市況報告) - 平成19年8月1日

Ⅰ.市況報告

 7月の国内市況は、総じて底堅く推移した。夏季減産期に入る7月は例年、地合が軟化傾向を示すことが多くみられるが、今年は高水準の国内鉄鋼生産活動が続くなか、鉄スクラップの需給環境は堅調に推移したこともあり、基調として強含みの相場展開となった。また、東アジア地域からの輸出引き合い意欲も高い状況が続き、下支えとなっている。関東、中部、関西主要3地区平均の国内市況では、月初以来1,500円前後上昇した。
なお、先月末に発表された経済産業省による7~9月期の鉄鋼生産計画集計結果によれば、粗鋼生産は前期を20万トン強上回る3,009万トンで、前月が6月として過去最高を記録したのに続き、7~9月期としては歴代2位と高い生産計画が組まれている。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(6月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 9,980 前月比 - 192
 うち電炉 2,705 前月比 -  79
 メーカースクラップ在庫(5月) 3,226 前月比 -  13
小 棒 生 産 1,086 前月比 -   9

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 68,000 前月比 +  300
H 形 鋼 75,300 前月比 ±    0
スクラップ 34,400 前月比 +1,600


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 26.0~30.5 実 26.0~30.5 80~100% 堅調様子見
東北 実 29.0~31.0見当 実 29.5~32.0見当 80~100% 堅調様子見
新潟 実 26.6~30.0見当 実 27.6~31.0見当 100%前後 様子見
関東 北 実 34.0~36.5 実 35.0~37.5 80~100% 堅調様子見
中部 31.9 中心
実 35.0~35.5
32.4 中心
実 36.0~36.5
90~95%前後 強含み
関西 実 35.0~36.0 実 37.5~39.0 100%未満 強基調
姫路 陸 建・実 35.0~35.5 建・実 38.0~38.5 100%未満 強基調
+500 +500
中・四国 35.5~38.0 37.0~39.0 100%未満
九州 陸 実 36.0~37.5 実 36.0~38.5 100%未満
+500 ± 0

 

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(市況報告) - 平成19年7月2日

Ⅰ.市況報告

 6月の国内市況は、月初めには軟調感が残る市場環境であったが、後半に入って各地区やや跛行性がみられたものの概ね強含みに推移した。これは、高水準の国内鉄鋼生産を背景に鉄スクラップ需要が引き続き堅調であるなか、東アジア地域からの引き合いが増加し、新規輸出成約価格も上昇に転じたこと等を反映したものとみられている。関東、中部、関西主要3地区平均の国内市況をみると、月初以来1,500円前後の上昇となっている。
なお、この程経産省より発表された7~9月期の粗鋼需要量は、電炉の夏季減産等が見込まれ、4~6月対比11万トン減の2,984万トンと想定されている。但し、7~9月期としては史上3番目と依然、高水準の鉄鋼生産活動が続く見通しとなっている。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(5月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,173 前月比 + 433
 うち電炉  2,784 前月比 + 225
 メーカースクラップ在庫(4月)  3,239 前月比 + 346
小 棒 生 産  1,095 前月比 +  52

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 67,700 前月比 +  100
H 形 鋼 75,300 前月比 ±    0
スクラップ 32,800 前月比 -1,200


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実24.0~30.5 実26.0~30.5 90~100% 堅調
東北 実28.5~30.5 実29.0~31.0見当 80~100% 堅調様子見
新潟 実26.1~29.5 実26.6~30.0見当 90~100% 様子見
関東 北 実32.3~34.0 実34.0~36.5 90~100% 強含みジリ高
中部 30.4~32.5
実33.0~33.5
31.9中心
実35.0~35.5
100%弱 強含み
関西 実35.0~36.0 実35.0~36.0 100%未満 強含み
姫路 陸 建・実35.0~35.5 建・実35.0~35.5 100%未満 強い
+500 +500
中・四国 36.0 35.5~38.0 100%未満
九州 陸 実33.0~34.0 実36.0~37.5 100%未満
+500

 

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(市況報告) - 平成19年6月1日

Ⅰ.市況報告

 5月の国内市況は、GW明け直後の各地区やや強弱バラついた商状から、月後半には概ね軟化傾向をたどる状況となった。これは、米国鉄スクラップをはじめとする海外市況の後退に伴い、アジア向け輸出引合いも低調に推移したことなど海外要因の影響が大きい。関東、中部、関西主要3地区平均の国内市況をみると、月初以来3,000円強低下した。
こうしたなか、国内鉄鋼生産は好調な建設需要に支えられた電炉等、4~6月期生産は史上最高の水準が見込まれているほか、海外生産も堅調に推移していることから、鉄スクラップを巡る需要基盤は依然として底固い状況が続いている。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(4月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 9,749 前月比 - 507
 うち電炉 2,575 前月比 - 187
 メーカースクラップ在庫(3月) 2,893 前月比 +  21
小 棒 生 産 1,044 前月比 -  16

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 67,600 前月比 +1,400
H 形 鋼 75,300 前月比 ±    0
スクラップ 34,000 前月比 -1,200


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 25.0~33.0 実 24.0~30.5 100%前後 弱含み様子見
東北 実 31.5~33.5 実 28.5~30.5 100%超 弱含み様子見
新潟 実 28.1~31.5 実 26.1~29.5 100% 弱含み様子見
関東 北 実 35.0~37.0 実 32.3~34.0 100~110%超 弱含み様子見
中部 33.4~35.5
実 36.0~36.5
30.4~32.5
実 33.0~33.5
100%超 値下げ基調
関西 実 39.0~39.5 実 35.0~36.0 100%超 弱含み
姫路 陸 建・実 38.0~38.5 建・実 35.0~35.5 100%超 弱含み様子見
+500 +500
中・四国 37.0~39.5 36.0 100%未満
九州 陸 実 38.0~39.5 実 33.0~34.0 100%未満

 

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(市況報告) - 平成19年5月2日

Ⅰ.市況報告

 4月の国内市況は、依然底堅く推移するなか、海外市況の後退、輸出価格の下押しなどにより、関東、中部地区等では月半ばから後半に入って様子見商状となった。しかし、引き続き鉄スクラップを巡る国内需要環境は電炉メーカー等の高水準の生産活動を背景に堅調であったことから、関西以西の地区にあっては、概ね強含み横ばいの相場展開が続いた。
今後については、先月末に発表された経済産業省による4~6月期の鉄鋼生産計画集計結果によれば、電炉の主力製品である小棒、H形鋼生産は依然高く、また、世界鉄鋼生産も順調に推移すると想定されていることから、鉄スクラップ需要に係る大幅な基調変動はないとの見方が多い。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標 (資料:日本鉄源協会 ただしスクラップ輸出価格はヒアリングベースの独自数字)

(1) 生産・在庫(3月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,211 前月比 +1,005
 うち電炉 2,717 前月比 +  230
 メーカースクラップ在庫(2月) 2,872 前月比 -   62
小 棒 生 産 1,053 前月比 +  113

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 65,800 前月比 +1,200
H 形 鋼 75,300 前月比 +  400
スクラップ 35,200 前月比 +1,700


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 25.0~31.0 実25.0~33.0 90~100%前後 強気配
東北 実 32.0~33.5 実 31.5~33.5 100%超 軟調様子見
新潟 実 28.6~30.5 実28.1~31.5 100% 軟調様子見
関東 北 実 35.0~36.5 実35.0~37.0 100%超多し 弱含み様子見
中部 33.4~36.0
実 37.0~37.5
33.4~35.5
実 36.0~36.5
100%超 値下げ基調
関西 実 38.0~39.0 実 39.0~39.5 100%未満 強含み
姫路 陸 建・実 38.0~38.5 建・実 38.0~38.5 100% 様子見
+500 +500
中・四国 37.0~39.0 37.0~39.5 100%
九州 陸 実 38.0~39.0 実 38.0~39.5 90%

 

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(市況報告) - 平成19年4月2日

Ⅰ.市況報告

 3月の市況は、内外ともに引き続き堅調に推移した。国内では電炉メーカー、高炉メーカーいずれも高水準の生産活動が続き、スクラップ需要も依然好調であったことから、主要地区では月初来2~3千円強上昇した。また、海外マーケットについても、米国コンポジット価格が3月第1週から史上最高値の289.17ドルを付けるなど、上伸基調を続けた。こうしたなか、韓国、台湾を中心とする東アジアから日本への引き合いも一段と高まり、輸出価格も上昇傾向を辿っている。
なお、この程経産省より発表された4~6月期の粗鋼需要量は、電炉の夏期減産に向けた今期在庫積み増し等が見込まれ、1~3月期対比+15万トン増の2,945万トンで、4~6月期としては過去3番目と引き続き高い水準が想定されている。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標(資料:日本鉄源協会)

(1) 生産・在庫(2月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 9,206 前月比 -858
 うち電炉 2,487 前月比 + 64
 メーカースクラップ在庫(1月) 2,934 前月比 -127
小 棒 生 産   940 前月比 + 22

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 64,400 前月比 +1,400
H 形 鋼 74,800 前月比 +  500
スクラップ 33,500 前月比 +3,000


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 23.0~29.0 実 25.0~31.0 100% 強気配
東北 実 28.5~30.0 実 32.0~33.5 100~120% 強含み様子見
新潟 実 26.1~28.0 実 28.6~30.5 90~100% 強含み様子見
関東 北 実 32.0~34.0 実 35.0~36.5 100%超 強含み様子見
中部 29.4~32.5
実 35.0~35.5
33.4~36.0
実 37.0~37.5
100%未満 値上げ基調
関西 実 35.0前後 実 38.0~39.0 100%未満 強含み
姫路 陸 建・実 34.0~34.5 建・実 38.0~38.5 100%未満 強含み
+500 +500
中・四国 34.5~36.5 37.0~39.0 100%未満  
九州 陸 実 35.5~36.5 実 38.0~39.0 90%  
 

 

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(市況報告) - 平成19年3月1日

Ⅰ.市況報告

 2月の市況は、月初めには地合軟調な地区も散見されたが、内外鉄スクラップ需要が堅調に推移するなか、内外市況いずれも上伸基調を続けた。この結果、国内市況では関東、中部、関西3地区平均で前月末に比べ、3,000円程度の上昇を示した。
一方、海外市場では高水準を続ける世界鉄鋼生産を反映して、鉄スクラップ需給はタイトになっており、米国コンポジット価格は引き続き上昇傾向を辿っている。また、東アジア地域からの日本に対する引合いも強まり、関東鉄源協同組合の3月積みテンダーは前回の過去最高記録を更新する結果となった。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標(資料:日本鉄源協会)

(1) 生産・在庫(1月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,068 前月比 + 11
 うち電炉  2,427 前月比 -149
 メーカースクラップ在庫(12月)  3,061 前月比 + 98
小 棒 生 産    921 前月比 -124

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 62,800 前月比+2,600
H 形 鋼 74,300 前月比  +200
スクラップ 30,482 前月比  +718


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 21.0~27.0 実 23.0~29.0 100%未満 強含み
東北 実 25.5~26.5 実 28.5~30.0 90~100%弱 強含み
新潟 実 23.6~25.5 実 26.1~28.0 100% 強含み様子見
関東 北 実 29.5~30.5 実 32.0~34.0 90~100% 強含み
中部 27.9~30.5
実 30.0~31.0
29.4~32.5
実 35.0~35.5
100%未満 値上げ基調
関西 実 33.0~34.0 実 35.0前後 90%程度 相当な強含み
姫路 陸 建・実 33.5 中心 建・実 34.0~34.5 90%程度 強含み
+500 +500
中・四国 34.0~35.0 34.5~36.5 100%未満  
九州 陸 実 32.0~33.0 実 35.5~36.5 100%未満  
 

 

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(市況報告) - 平成19年2月1日

Ⅰ.市況報告

 1月の市況は、スクラップ需給を見据えながらの様子見商状のスタートとなったが、西日本では依然、強気配が続き、ジリ高の相場展開となった。一方、関東を始め東日本では、大手電炉メーカーの長期炉修工事による域内需給緩和に加え、国内、輸出とも深刻な配船難に見舞われていること等が影響し、市況は高水準にあるものの軟化傾向を示した。
輸出市場については、コンポジット価格は緩やかながらも上伸し、需要面では韓国等の引合いが上向いた。こうしたなか、関東鉄源協同組合の2月積みテンダー結果は、過去最高を記録した。なお、2006暦年のスクラップ輸出は766万トンで、前年の758万トンを僅かに上回った。仕向国別には韓国向、台湾向は増加したが、中国向が2割減少した。


Ⅱ. 鉄鋼諸指標(資料:日本鉄源協会)

(1) 生産・在庫(12月)

(単位:千トン)

 粗鋼生産 10,052 前月比 + 46
 うち電炉  2,571 前月比 -144
 メーカースクラップ在庫(11月)  2,963 前月比 -113
小 棒 生 産  1,043 前月比 - 61

(2)価格(12月)

(月平均価格、東京・中部・関西三地区平均/単位:円)

 異形棒鋼 59,300 前月比  +800
H 形 鋼 74,100 前月比  +400
スクラップ 29,819 前月比+1,032


Ⅲ.鉄スクラップ市況 (H2 ベ-ス メーカー炉前価格、「実」は実勢、無印は建値)

(資料:日刊市况通信社/単位:千円)

  月 初 月 末 入荷状況(%) 見 込
北海道 実 21.0~27.0 実 21.0~27.0 100%前後 様子見
東北 実 27.5~28.5 実 25.5~26.5 100~110% 弱含み様子見
新潟 実 25.6~27.5 実 23.6~25.5 100% 様子見
関東 北 実 31.0~33.0 実 29.5~30.5 100~120% 強含み
中部 27.9~30.5
実 30.0~31.0
27.9~30.5
実 30.0~31.0
100%近い 横ばい
関西 実 31.0~32.5 実 33.0~34.0 95%程度 値上げ続く
姫路 陸 建・実 31.5~32.5 中心 建・実 33.5 中心 95%程度 値上げ続く
+500 +500
中・四国 32.0~34.0 34.0~35.0 100%  
九州 陸 27.7~33.5 実 32.0~33.0 100%  
   

 

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